TOKYO JOE マフィアを売った男

(C)2008 Tohokushinsha Film Corporation / Fuji Television Network Inc.
ケン・エトーは、“東京ジョー”と呼ばれ、頭脳明晰な戦略と冷酷非情さで全米のマフィアのボスたちからも怖れられ、組織の中で確固たる地位を築いていた。1983年2月、違法賭博開帳容疑で起訴され、捜査を受けていたエトーは、殺し屋2人に撃たれ、至近距離から後頭部に3発の銃弾を受ける。それは、彼が最高幹部たちの犯罪を暴露することを恐れた組織による口封じだった。だが、彼は奇跡的に一命を取りとめ、自分を裏切った組織におとしまえをつけるべく、沈黙の掟を破ってFBI の協力者となる決意をする。やがて、FBI証人保護プログラムの厳重な身辺警護のもと、エトーは次々と爆弾証言を行う。その結果、組織の構造や犯罪の実態だけでなく、マフィアと労働組合、警察、裁判所、そして政治家との癒着が明らかになり、マフィアのボスや最高幹部だけでなく、警官、判事、裁判官、さらには州知事まで26人が逮捕、起訴されることになったのである。
公開日
2008年12月13日(土)
監督
小栗謙一
脚本
古森義久
撮影
アヴィ・カストリアーノ K・P・マロン
音楽
ハズマット・モディーン
出演
(ドキュメンタリー)
製作年
2008
製作国
日本
原題
The Man Who Brought Down the Chicago Mob
上映時間
93
INTRODUCTION
シカゴの暗黒社会を仕切る、日系二世の大幹部ケン・エトー。彼は全米のマフィアのボスたちからも怖れられ、組織の中で確固たる地位を築いていた。だが、組織に裏切られた彼は、マフィア壊滅という復讐を誓うのだった。製作・監督・編集は『able/エイブル』『HOST TOWN』『ビリーブ』など、ヒューマン・ドキュメンタリーで、国際的に高い評価を受けているドキュメンタリーの巨匠、小栗謙一。音楽を担当するのは、ニューヨークを中心に活躍している人気バンド、ハズマット・モディーンのリーダー、ウェイド・シューマン。そして、エグゼクティブ・プロデューサーは、『ハチ公物語』『226』など、数多くの大ヒット作を放ってきた奥山和由と、『踊る大捜査線』シリーズの亀山千広が担当している。この2大プロデューサーの初タッグも大きな話題となっている。
STORY
ケン・エトーは、“東京ジョー”と呼ばれ、頭脳明晰な戦略と冷酷非情さで全米のマフィアのボスたちからも怖れられ、組織の中で確固たる地位を築いていた。1983年2月、違法賭博開帳容疑で起訴され、捜査を受けていたエトーは、殺し屋2人に撃たれ、至近距離から後頭部に3発の銃弾を受ける。それは、彼が最高幹部たちの犯罪を暴露することを恐れた組織による口封じだった。だが、彼は奇跡的に一命を取りとめ、自分を裏切った組織におとしまえをつけるべく、沈黙の掟を破ってFBI の協力者となる決意をする。やがて、FBI証人保護プログラムの厳重な身辺警護のもと、エトーは次々と爆弾証言を行う。その結果、組織の構造や犯罪の実態だけでなく、マフィアと労働組合、警察、裁判所、そして政治家との癒着が明らかになり、マフィアのボスや最高幹部だけでなく、警官、判事、裁判官、さらには州知事まで26人が逮捕、起訴されることになったのである。
CASTING
<スタッフ> ●監督/小栗謙一 ●原案/古森義久 ●音楽/ハズマット・モディーン ●撮影/アヴィ・カストリアーノ ●エグゼクティブ・プロデューサー/ 亀山千広 ●エグゼクティブ・プロデューサー/奥山和由

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